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日中韓の映像字幕の強い味方 GoogleNoto Sans/Serif CJK

【日中韓の映像字幕の強い味方】

これまで日本語/韓国語/中国語(簡体字/繁体字)を混在させた文章をつくる場合、ゴシック系なら日本語部分はゴシック、中国語部分は黒体と異なるフォントを使っていたため文字が揃っていませんでした。特に明朝系では日本語では明朝体、中国語では宋体を使うためその差が顕著でした。


※中国語標準フォント「宋体」で表記した場合 日本語のひらがながどこかおかしい

今回紹介するGoogle Fontならこの問題を解決することができます。従来からあったゴシック系の「Noto Sans CJK」に加え、明朝系の「Noto Serif CJK」を17年4月3日にリリースしたことによりNotoフォントでの日中韓表記がゴシック/明朝の両方で可能になりました。

Noteフォントのダウンロードはこちらから
https://www.google.com/get/noto/#sans-hans


【Download方法】

ページトップにある「Download All Fonts」をから全部ダウンロードするか下記2つのファイルをダウンロードしてください
1:Noto Sans CJK JP
2:Noto Serif CJK JP
※上記2つをダウンロードするだけでも使用することができます。
※JPだけをダウンロードしても日本語/韓国語/中国語を併記後フォントは崩れません
フォント選択でNoto Sans CJK JPもしくはNoto Serif CJK JPを選択してください。

特に便利なのが、従来中国語簡体字では「黒体/宋体」ともにレギュラーサイズしかなくボールドにするにはアウトラインをかける必要がありました。


Noto Sans/Serif CJKでは
1:レギュラータイプ(標準型)
2:Demi Light(若干細め)
3:ライト(細め)
4:ミディアム(若干太め)
5:ボールド(太め)
6:シン(かなり細め)

6タイプの選択が可能です。

特に中国語簡体字で文字の太さを変えることがより簡単になり、字幕を入れる時視認性をアップさせるのに効果的です。

なお下記の解説記事を読むと、この4つの言語(日本語/韓国語/簡体字/繁体字)で同じ字を使う7,000文字は共通化させ独立させた文字を270文字と最小化させることにより読み込み速度を向上させているとのことです。


https://developers.googleblog.com/2017/04/noto-serif-cjk-is-here.html

http://wired.jp/2017/04/08/noto-serif-cjk/

Google Fontsは商用・非商用問わず無償で利用可能なので安心して使うことができ、商用利用が可能な数少ない無料利用日本語フォントとなっています。

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