【カメラの焦点を遠隔操作できるフォーカスリングDJIが発売】
空中撮影が可能なドローン市場において世界シェア№1企業は中国深センに拠点を置くDJIです。
10万円以下のセミプロ用のモデルから100万円越えの映画でも使用できるプロ機まで幅広くラインナップしています。
またドローン開発過程で必要となる様々はカメラ遠隔操作技術を用いて面白い商品を販売しているのも、このDJIの特徴です。
今回紹介する「ワイヤレスフォーカスリング」もカメラの遠隔操作技術から生まれた製品です。
写真:http://gigazine.net/news/20160606-dji-focus/
「フォーカスリング」とは、カメラレンズのピントをより正確にシビアに調整できるレンズ専用の付属機器です。
通常カメラのレンズはピントを合わせるのに、手を使って合わせます。
しかし、映画やTVなどより高度な撮影精度を求める場合、手動でピントを合わせるとどうしてもピントが甘くなってしまったり再現性が低くなってしまいます。
これを歯車の原理を使って微調整できるようにする機器が「フォーカスリング」。
写真:http://gigazine.net/news/20160606-dji-focus/
カメラを手持ちで操作している時は、焦点(ピント)を手で合わせることができます。しかしドローンのようにカメラを空中に飛ばしている時には、手でピントを合わせることができません。
そこでワイヤレスで遠隔操作ができる「フォーカスリング」が必要となります。このリングを取り付けることによってドローンでもシビアなピント合わせが可能になります。
これまでもワイヤレス型のフォーカスリングはあったのですが、非常に高価で誰もが購入できるものではありませんでした。
今回DJIは26万円でワイヤレスリングを発売し、話題となっているわけです。
とは言え、趣味で撮影をされる方にとっては26万円でも十分高いと思います。カメラのこういった付属品は、どうしてもプロ専用となってしまい値段が高くなってしまいます。
一般の人にとって、ハイクオリティの映像制作の制作費用が非常に高いと感じるのは、こういったあまり目立たない機器が実際どのくらいの値段なのかわからないということもあるでしょう。
映像が身近になることで、誰でも映像撮影ができるようになりました。そこでは、そこまでシビアなピントは必要ありません。
同じように撮影したつもりでも「何かやっぱり違うんだよなぁ~」というのはこのような細部へのこだわりが影響しているのだと思います。
目的に合わせて適切な機材を選ぶのも大切なことです。
「自社で映像を撮影できるようになりたい」と思った時どんな機材を揃えたらいいのか?迷ったらぜひご相談ください。
結果的に無駄な買い物してしまったなんてことを回避できますよ。
お問い合わせはこちらまで
Firefly Creation Shanghai
メール:fcs@firefly-sh.com
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